「フレネミー」は、フレンド(友)とエネミー(敵)を足して作られた、『友達のフリをした敵』という造語です。
「ライバル」と「フレネミー」は似ているようで違います。ライバルは本来、対等でありながら同じ目標を達成するために競争する相手。「好敵手」として、お互いに切磋琢磨出来たり、そうでなくても相手が「あなたは競争相手!」とはっきり態度に出してきたりするので、ある意味対策を立てやすいかもしれません。
ところが、「フレネミー」は友達の顔をしながら、こちらを引きずり落とそうと巧妙な罠をしかけてきたり、精神的にコントロールしてくるから対処に困り、また「敵だと気付いたときには、大事なものを奪われた後だった」なんてこともあったりします。こんな女友達がそばにいたら、うまくいく恋もうまくいかなくなってしまいますね。
このフレネミーには、見分け方のポイントがあります。
■こんな女友達は実は「敵」だ!
☆自分が用事があるときだけ連絡してくる
いませんか?いつも、時間も問わず電話をしてきてノロケや愚痴を話すだけ話し、こちらの話にはほとんど興味を示さない。こちらが話を聞いて欲しいときは、電話に出ない、メッセージも返ってこない・・・。
あるいは、何か頼み事があるときだけ連絡してきたり会いたがったりする。
こんな女友達は、あなたから「奪うだけ」の存在です。
☆いつもマウンティングしてくる
その女友達は、自尊心を保つために「自分より劣った存在」を常に近くにおいて(つまり、それがあなたです)比べて自分が上と常に確認して安心しようとしているだけ。
自慢話をいつもしてくるくせに、こちらが少しでもいいことがあった話をすると「ふーん」と関心を示さなかったり、話題を横取りして自分のほうがすごい、幸せ、という話で終わるなら、その女友達はあなたを見下しているかもしれません。
いつも見下され、潜在意識に「アンタなんか価値がない」と刷り込まれると当然恋もうまくいかなくなってしまいます。自分をアゲるためにこちらを落としてくる女友達とは、一刻も早く縁を切りたいものですね。
■こんな女友達と付き合ってると恋がうまくいかない!
☆好きな人の話をすると、決して相手とうまくいっているわけではない状態だと伝えているのにやたらと「告白しなよ」と薦めてくる
彼女は、あなたが告白に成功するとは思っておらず、告白して振られた報告を楽しみにしているのです。
☆好きな人・恋人の話をすると「そんな人のどこがいいの?」と落とすことばかり言う
これは、彼女があなたをバカにしているので、あなたが好きになる人のこともバカにしているのです。
あるいは、恋人ができてあなたが自分から離れていくのを恐れて、恋人が出来ないように(無意識かもしれませんが)仕向けているのです。
☆秘密を守らない
これは最悪!こんな女友達が、好きな人と共通の知り合いだったら、あなたが彼女に話したことは全部筒抜けになっているかもしれません。
■フレネミー対策は?
☆フェイドアウトで疎遠になる
これしかありません。電話に出ない、メッセージも返さないか一言程度にする。あまり急激に連絡を断つと、どんな裏工作のいじわるをされるか分からないので、穏便に遠ざかりましょう。
フレネミーはこちらの幸せを妬み、不幸を喜ぶので、潜在意識活用をしている人ならイヤかもしれませんが、割りきって「不幸なフリ」をしながら遠ざかると、追いかけてきません。
例えば、電話に出ない・メッセージを返さない理由は「病気で具合が悪い」「仕事で残業続きで疲れてる」などなど。
☆顔を合わせなければいけない場合:
1.相手の話だけ聞いて適当に切り上げ、こちらの情報は一切渡さない
しゃべらせるだけしゃべらせて、「すごいね」など適当に相槌は打ってあげましょう。こちらの情報は聞かれても一切渡さず、一緒にいるときも忙しいオーラを出してなるべく一緒に過ごす時間を減らしていきます。
2.他の友達を作る
彼女以外の友達を作り、そちらと仲良くしましょう。フレネミーは、あなたの新たな友情も邪魔をするかもしれませんが、フレネミーが新たな友達に悪口を吹き込もうとしても、陰口を言う人はどんどん信用されなくなっていきます。
フレネミーからは勇気を出して離れて、幸せな恋をしたいものですね。