でも、振り向いてくれない美人、
自分を褒めてくれない美人は、
無関心でもいられず、嫌いでは済まず、もはや憎くなってしまうそうだ。
自信家の男は、振り向かそうとあの手この手を使うこともあるが、ほとんどの場合で、諦めてなおかつ、美人でも性格が悪い、高慢など、色々な悪口を言い、自分自身に「あんな女、こっちからお断り」と言い聞かせる。
逆に、外見が好みでなくとも、おばさんと思える年齢だろうと、ある女性がいつも自分を褒めてくれたり、言葉にしなくても自分を尊敬し大切にする態度を出してくれると、だんだんと外見はどうでもよくなっていく。
あまりにもあからさまな、下心の見える褒め方は逆効果だけど、さりげなく、長期間に渡って少しずつ褒められ、会うたびに自信がもてるようになると、その女性は女神に見えてくる。
ただ、その場合でも、面食いの男は見た目が気に入らない女性は恋人に、とは考えないことが残念ながら多い。
けれど、そのときでも、自尊心を保たせてくれる女性のことは、友人として大切にし、何かあれば助けてあげようと思う。
（某飲み屋の雑談話）
