毎年の初詣や、各地のパワースポット神社探訪で手に入れた、ありがたい神社やお寺のお守り、お札。
いつまでも持ってていいのか、必ず一年で返さなければいけないのか、気になるところです。
★有効期限は、お守りもお札も「基本的に一年」
お守りもお札も、基本的には有効期限は1年だそうです。
初詣でいただいたものは次の年の初詣のお札納め所へ。
このとき、小銭でも良いので、お炊き上げ料をお札納め所のお賽銭箱に入れると良いそうです。
★神社のものは神社へ、お寺のものはお寺へ
基本的に、神社でいただいたものは神社へ、お寺でいただいたものはお寺に帰すこと。
遠方にあって、なかなか返しに行けないものは、近隣の神社や、お寺なら同じ宗派のお寺であれば返してOK。
★願いが叶ったときは必ずお礼参りと、叶わなくても「願ほどき」を
結婚したい、希望の大学や会社に入りたいなどの「願掛け」をした場合は、願いが叶ったらたとえ遠い神社仏閣であっても、なるべく早いうちにお礼参りにいくこと。お礼を忘れると、神仏は心は広いとはいえ、都合のいいときだけすり寄ってくる人間には愛想を尽かしてしまうとか。
そして、お礼を言うだけでなく、願ほどきが大切。「願いは成就しました。お力添え、ありがとうございました。」「願いは叶いませんでしたが、あとは自身の力で頑張ります。ありがとうございました」
など、「これ以上、何もしてくれなくてよい」と、神様にお伝えすること。これは、願いが叶ったにせよ叶わなかったにせよ、神様や仏様の眷属や御使いを「願掛け」と同時に貸していただき、願ほどきをしなければずっとお借りした状態になってしまうという考えかたがあるようです。
神仏は心が広くても、その部下にあたる視えない存在は、もしかしたらそうではないかもしれません。「この人間、いつになったらオレを解放するんだ!」と怒らせてしまわないよう、上司たる神仏に、きちんと契約解除を伝えるべきなのだそうです。
★特に「お稲荷さん」は要注意!
特に、お稲荷さんに願掛けをした場合は、願いが叶っても叶わなくても、必ず早めに願ほどきをして、その後も一生拝まないといけないと言われています。
お稲荷さんの眷属の狐は特に執念深いそうです。